IoTシリーズ最終章。何度もシリーズ内で言っていた、IoT非対応家電をIoT化させるスマートリモコンの接続方法などをご紹介します。
目次
IoT非対応家電をIoT化したい!!
今までのシリーズはこちら。
【IoT導入方法vol.1】家電全自動化を目指せ!! IoTでできること
【IoT導入方法vol.2】家電を買い替える必要なし!?IoTに必要なもの
【IoT導入方法vol.3】超簡単!家電とスマホ(タブレット)を接続する方法
上記の記事で何度もお伝えしてきたように、IoT非対応の家電でもIoT化する方法がある。
家電そのものを買い替える必要はなく、スマートリモコンと呼ばれる中継機的な製品を購入するだけで良い。
イメージ的には、
——
スマホ-スマートリモコン-家電
——
と、スマホと家電の間に噛ませることで、複数のIoT非対応家電をIoT化させることが出来るようになる。
いくつかのメーカーから発売されているが、僕が使用しているのはこちら。
こちらのレビューも兼ねて、使用方法を解説する。
接続方法
①中継機専用のアプリをダウンロード
僕が使っているラトックシステム社の中継機ならこのアプリ。
もちろん各社リリースしているアプリはそれぞれ違うので、機器にあったアプリをダウンロードして欲しい。
②製品をアプリとWi-Fiに接続
メニュー画面の「家電リモコンの追加」から製品名を選択し、電源に繋ぐ。
赤色のLEDが点滅したら本体背面のQRコードを読み取ると、Wi-Fiの接続設定へと移る。
数分待ってLEDが消灯したら接続終了!
③アプリで家電を追加
メニュー画面から「家電の追加」を選択し、
製品のカテゴリ→該当の製品を選択。
たったこれだけ。割と古い機種にも対応している。
ちなみに僕は
- 照明
- エアコン
をこの製品に登録している。
手持ちの製品が一覧になくとも、赤外線リモコンがあればそれを登録することができる。
余程マイナーな機種でない限りは大丈夫だと思う。
僕の手持ちのプロジェクターは相当にマイナーなメーカーなので登録できなかった。
【予算5万円以下】僕が格安でホームシアターを導入した話【プロジェクター・スクリーンをレビュー】
具体的な接続方法は以上。
続いてSiriとAlexaとの連携機能。
④Siriショートカット・Alexaとの連携
どちらもスマート家電コントローラーのアプリ側から設定する。
Siriショートカットの場合
登録した製品の画面の右上のメニューをタップし、登録したい操作を選択。
下の写真のような画面が出てくるので、音声コマンドを好きな内容に設定し、「Siriに追加」をタップ。
以上。簡単!!
登録したSiriショートカットはウィジェットに表示され、iPhoneからも操作できるようになる。
もちろんSiriに呼びかけての操作も可能。
Alexaの場合
家電リモコン一覧画面の右上のメニューを開き、「Amazon Alexaの設定」を選択。
2つのスキルが選択できる。好きな方を選ぶといいが、長い発話は正直うっとうしいので上のスマートスキルがおすすめ。
それぞれの設定をお好みでカスタマイズ。
以上!こちらも簡単。
これで Alexaからも操作できるようになる。
その他機能多数!!
- IFTTT(イフト)機能(特定の条件下になったら家電を自動で動かす機能。室温が28度を超えたら冷房をつけるなど)
- my daiz(docomoのIoTサービス)との連携
- マクロ機能(ワンタップで複数の家電を操作)
これらに付いても解説したいが、ここで網羅するのは難しい、、、というより、ちゃんと公式マニュアルがある。
スマート家電コントローラー RX-WFIREX3 ユーザーズマニュアル
Android機やGoogle Homeとの接続方法、その他の機能についてはこちらを参照して欲しい。
この記事では最小限の機能を簡単にまとめたものにとどめてあるので、詳細も合わせて確認いただければ幸いだ。
IFTTTは僕も導入予定。
室温を察知して操作さえも必要なくエアコンを操作してくれるとか、、、素晴らしすぎる。ドラえもんかよ。
この製品のデメリット
このスマートリモコンには温度計・湿度計・照度計が付いているが、正直精度が怪しい。
おいている場所に問題があるのだろうか?
IFTTTでトリガーとしての条件に大きく関わるので、心配な人はIFTTT対応の単一の計測機を購入しよう。
僕も検討中。でも、、、安くないんですよねぇ。。。
これにてシリーズ完結!!
シリーズが完結したとはいえ、IoTはまだまだ発展途上の技術。
これからもどんどん新しい製品や機能が登場するだろう。その都度、IoTの記事はスポット的にアップしていきたい。
IoTの導入自体はそれほど難しくないものの、改善できるところは多くあると思う。
例えば手持ちの製品メーカーごとにアプリをたくさん入れる必要があったり。
業界全体で規格化などをしてくれたら改善の余地はまだありそうな気もするが、一筋縄では行かないところだろう。
しばらくは現状の環境でIoTを導入することになると思うので、このシリーズを見返してあなたのIoT導入のお力添えができれば何よりだ。
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