管理人の失敗談。PayPayはうまく使えば大変お得ですが、ある知識を知らないと損をすることになります。
こういう事をお伝えするためにこのブログがあります。
導入を考えている方は是非ご一読ください。
目次
お得なキャッシュレスキャンペーン開始
先日まちかどPayPay第3弾が発表された。
こういうキャンペーンを目前にすると、新規登録しようとする方が一定数いるのが世の常だ。
僕も昨年10月から世の中の流れに合わせて完全キャッシュレスに移行するため、PayPayに登録した。
新規登録者は気を付けろ!
まちかどペイペイは基本的に顧客にポイント還元を行い、登録事業者の集客効果アップを謳って、PayPay登録事業者数を増やそうというのがYahoo側の狙いだろう。
なので基本的にはPayPayを運営するYahooにも登録店舗にも、そして我々利用者にも利があるもの。大いに活用すべきだと思う。
だが、これより新規登録をしようとされる方は何点か気をつけていただきたいことがある。
そして僕はとてもユーザービリティとは思えない商法にまんまとハマってしまった。
その実体験を元に書いていく。多少愚痴っぽくなってもご容赦いただきたい。
真にPayPayキャンペーンの恩恵を受けられるのはYahoo!関連サービスヘビーユーザーのみ
前述したように、PayPayはYahoo!が提供するサービスだ。
Yahoo!関連のサービス利用者でないと正直その恩恵は薄い。
例えば
Yahoo!カードで○○がお得!!
Yahoo!プレミアム会員ならさらに○%還元!
ソフトバンク・Yahoo!モバイルユーザーに○%ポイント付与!
など、Yahoo!関連会社に向けたキャンペーンが僕の体感で半分以上はある。
そりゃ自社のサービスが優遇されるのは当然だが、なかなか囲い込み方がエグい方ではないだろうか。
PayPayが良く発信するパンチ力の強いコマーシャルの裏がこれだ。
「最大」〇〇%還元と謳っているが、その「最大」のパーセンテージを受け取れる方はごく僅かだろう。
自動リボ払いに超絶注意を!
僕はPayPayを導入する際、Yahoo!カードを作った。
現在キャンペーンはしていないが、その時は自動リボ払いに登録したら3000ポイント付与のキャンペーンがあった。
僕はあろうことかその解除を忘れていたのだ。。。
完全に自分のミスだが、一瞬にして3000ポイントを大きく上回る手数料が発生した(なんとか繰上げ返済可能だったので最小限の手数料に抑えられたが)
前提としてリボルビング払いとカードローンはカード会社に履歴が残ると某書籍で読んだことがある。
後々大きなリスクとなり得るので個人的には絶対利用しない方がいいと思っている。
気軽にリボルビングを進めているCMが恐ろしいと感じるのは僕だけだろうか?
話が逸れてしまった。
これは予想だが、僕のように自動リボルビングの解除を忘れてしまう方も多いと思う。
決して自分の責任逃れをしているわけではないが、自動リボのデフォルトが5000円と低い金額に設定されていることから、いつの間にか高額な手数料を顧客に課せるのが狙いなのではないかと推測してしまう。
この類のキャンペーン、その内総務省から指摘を受けるんじゃ。。?
Yahoo!カードのサポート対応が良くない
上記のミスが発覚した際、僕は真っ先にYahoo!カードのサポートデスクに電話をかけた。
高額な手数料を避けたいので、一括で支払いをできないかという相談だ。(恥ずかしながらその時は「繰上げ返済」という言葉を知らなかった。)
・・・冗談抜きでこんな対応だった。
僕は悲しくなったのと同時に、本当に不可能なのか調べた。
すると、、、
できた。そりゃそうだ。車のローンですら一括返済可能なのだから。
リボルビングになってしまった分を一括返済するのを繰上げ返済と言うらしい。
再び問い合わせた時に対応してくれた別の担当者が丁寧だったしキッチリ謝ってくれたのでPayPayとYahoo!カードの使用をかろうじて継続しているが、本気でYahoo!のサービス全てを解約しようと考えた。
「スタッフの情報不足で大変申し訳ありません」
とのことだったが、お金が関わる内容で情報不足はナンセンスだろう。。。
それでもこのキャンペーンが再度発信された時に恩恵を受け取りたいのであれば、
- リボルビング限度額を引き上げる
- 定められた期間がきたらすぐに自動リボルビングを解除する
自動リボルビングを能動的に使いたい方以外は、以上のことを必ず忘れずに行おう。
どんな事案にも意図がある
今回は僕が実際に体験した事案2件を紹介した。
「情報は武器になる」と良く言われるが、僕としては
「情報は盾になる」
が先にくると考えている。
キャリアショップのキャンペーンやプランにしろ、今回ご紹介したキャッシュレスにしろ、知らないうちに損をすることが少なからずある。
企業も人間も何かを発信する時、なんらかの意図が必ずあるのだ。それを読み解くスキルはこの時代には必須。
今回は失敗談を紹介した上、多少愚痴っぽくなってしまったが、もちろんお得なキャンペーンや、本当に顧客を想ってくれているのだな、と感じる素晴らしい企業・サービスだってたくさんある。その点は誤解なきようお願いしたい。
特定の企業を批判することはしたくないが、、、実はこれ以外にもYahoo!とソフトバンクとは少し揉めてしまった経験が何度かあるので個人的には敬遠してしまう。
本音を言うとPayPayも致し方なしに使っている。
PayPayモールもポイント付与を謳いつつiPadを定価より高く出品した事案も耳にしたことがある。流石にこれは残念すぎる。。。
加熱の一途を辿るキャッシュレス戦争が起こしてしまった悲しい結果なのだろうか。
適切な情報をきちんと噛み砕き、自分にあったサービスを選択しよう。
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