「Compilation of FINAL FANTASY Ⅶ」は、いわばFF7を取り巻くスピンオフ作品郡の総称です。ゲーム業界に大波を起こしているFF7リメイク。「FF7に興味を持ったけどいろんな作品があって分からない」「軽く知ってるけどもっと知りたい」といったあなたへ!FF7ファンの管理人が全ての作品を網羅しました!!!
FF7リメイク発売の影響
先日僕は狂ったようにFF7リメイクを絶賛する記事を書いた。
【14年半待った】FF7リメイクとフィギュアが最高すぎる!!狂熱レビュー
我ながら愛に溢れた記事となったので満足だ。
中川翔子さんをはじめ、多くの芸能人の方もプレイされているようだ。
個人的には日本中のFF7ファンが大いに盛り上がっていてとても嬉しい。
今からFINAL FANTASY Ⅶを始めたい方へ
今回のリメイクで「FF7を始めたい!」と感じられている方も多いようだ。
しかし気をつけて欲しい。
FF7には重大なストーリーの展開がある。ファンなら誰しもが知っている衝撃のシナリオがあるのだ。
いちFF7ファンの僕としては、それをプレイ前に知ってしまうのは由々しき自体。
とはいえ世界的に多大なる人気を誇っているFF7。
一度検索してしまうとネタバレの嵐である。
なのでここでは「Compilation of FINAL FANTASY Ⅶ」と呼ばれているスピンオフ作品達を一切のネタバレなしでご紹介したい。
プレイすべき順番は?
基本的には発売した順番でプレイするのがいい。まぁ当然の話ではあるが。
順番は以下。
FINAL FANTASY Ⅶ(本編)
↓
BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-(ビフォア クライシス/BC)(現在プレイ不可)
↓
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN(アドベント チルドレン/AC)(映像作品)
↓
DIRGE of CERBERUS FINAL FANTASY VII(ダージュ オブ ケルベロス/DC)
↓
CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-(クライシス コア/CC)
ひとつひとつネタバレなしで、且つどの様な概要なのかを書いていく。
難しそうだ。。。
豆知識をいうと、各作品の頭文字は「A〜D」+「C」と統一性がある。オシャレか。
FINAL FANTASY Ⅶ
ハードはプレイステーション(無印)だが、現在スマホやPS3やPS4、PCでも移植されているので現在もプレイできる。
金髪ツンツン頭のクラウドや、銀髪の美剣士・セフィロスといえば、FINAL FANTASYを知らない人でも名前くらいはご存知の方も多いのではないだろうか。
上の写真がクラウド。めちゃくちゃイケメン。こんな顔になりたい。
星を守るという大義名分の元、魔晄炉と呼ばれる発電所的な施設を破壊しようとするアバランチなるテロリスト集団に、元ソルジャーという肩書きを持つ凄腕の主人公・クラウドが手を貸しつつ、ミッションを進めるところから始まる。
こう書くと主人公は悪人達に手を貸しているように思えるが、もちろんそんな単純な話ではない。
FF7は星を守る物語なのだ。
人間に星を守ることができるのか? 魔晄炉を所有し、実質世界を支配している神羅カンパニーの実態は? 死んだはずの伝説の英雄・セフィロスはなぜクラウドたちの前に現れるのか、、、? そしてクラウドが持つ衝撃の過去とは、、、。
このような多くの要素が交錯していく。
キャラクターも全て魅力的だ。以下がメインキャラクター。
クールだけどどこか外れているクラウド。
クラウドの幼少期を知るティファ。
人類を輝ける未来へ連れていく古代種の生き残りとされるエアリス。
アバランチのリーダー、隻腕のバレット。
実験施設で出会う謎の生物、レッドXⅢ。
地下で断罪の眠りについていたヴィンセント。
おてんばくノ一、ユフィ。
彼らが物語を紡いでいく。
またファイナルファンタジーシリーズ初めての3DのRPGということで、遊び心もふんだんに散りばめられている。ファイナルファンタジーシリーズは基本シリアスな内容なのだが、ついついやり込んでしまう多くのミニゲームや、いわゆるメタ要素でスタッフさんが遊んでいる(?)のも物語の緩急を生み出しているのに一役買っている。
まずはこれからプレイしよう。衝撃の展開がいくつも用意されている。
(以下便宜上、このオリジナルFF7を「本編」とさせていただく。)
BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-(ビフォア クライシス/BC)
ハードはガラケーだったため、現在はプレイ不可。
僕もプレイしたが、十年以上前にプレイしたきりなので、少し記憶が薄い。。。
本編にも登場するタークスという神羅カンパニーの諜報機関の視点で物語は進んでいく。
バレット率いるアバランチとはまた別組織の「かつて存在したアバランチ」とタークスの物語。
後述するクライシスコアに出てくるタークス、シスネの正体を知りたければ、この作品をプレイするべきなのだが、、、何せガラケーのサービスだったためプレイする術がない。
今回発売されたFF7リメイクでまたこの作品にスポットが当たり、ビフォアクライシスもリメイクされることを僕は密かに祈っている。
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN(アドベント チルドレン/AC)
映像作品。DVD版とBlu-ray版がある。Blu-ray版はcompleteと冠し、無印のADVENT CHILDRENよりさらに多くのシーンが追加されているため、僕はBlu-ray版がおすすめ。
本編より2年後の物語が描かれている。
本編で起こった事件の影響が色濃く残った世界。本編で描かれた事件はまだ終わっていなかった。
星に真の安息をもたらすため、クラウド達は動き出す、、、。
うーん、ネタバレになってしまうので内容に触れられないが。
ストーリーも面白いが、この作品の一番の見どころはビジュアルである。
先に触れたようにオリジナルのFF7はFFシリーズで初めての3D RPG。
そのためキャラクターはカクカクのポリゴンだ。それでも当時は衝撃的だったが。。。
それが現在の技術に近い超絶美しいグラフィックでキャラクターが再現されている。 戦闘シーンは本当にすごい。。。カメラワークにもこだわりを感じる。
僕は未だに時々この作品を見る。現在でも「すげぇグラフィックだ」と感動する。そして音楽もめちゃくちゃにカッコいい。
スクエア・エニックスの底力を感じる。「ハードの制約さえ受けなければ、我々はこんなに美しいCGを作れるんだぞ」と、まさに世界にその技術をアピールしたと言える。
ヴェネツィア国際映画祭にて2004年に未完成ながらノミネートされ、翌年には完成品としてまたノミネートした異例の作品。
この作品を契機にFF7のリメイクを望む声が世界中から上がった。僕も一緒になってFF7のリメイクを待ち望んだ。アドベントチルドレンがなかったらFF7のリメイクなんてなかったんじゃないか?
ちなみにBlu-ray版には本編をプレイされたことがない方にも大元のシナリオをまとめてある映像特典や、さらに物語を深掘りする映像特典がついているなど、初めての方に優しい心遣いが沢山封入されている。
DIRGE of CERBERUS FINAL FANTASY VII(ダージュ オブ ケルベロス/DC)
本編で断罪の眠りから目覚めた男、ヴィンセント・ヴァレンタインが主人公。
時系列的には本編から3年後。先ほどのアドベントチルドレンからは1年後だ。
彼は銃を自在に操る。そのためこのゲームはシューティングゲームと銘打たれていた気がするが、アクションゲームと言った方が適切。この頃はハードもPS2。ビジュアルもアドベントチルドレン寄りになって、(当時としては)とても綺麗。
実はヴィンセントというキャラクターは本編に関わる重要な過去を持っている。
本編ではサブイベント扱いでそこまでスポットが当たることはなかったが、今作で非常に深く掘り下げられているので、物語を完全に理解したいのであればプレイすべきだ。ストーリーは相変わらず素晴らしい。
ヴィンセントはなぜ断罪の眠りについたのか? そして意外なところで人間関係がつながっていく。
もちろん他のメインキャラクターたちも華麗なグラフィックで登場する。
CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-(クライシス コア/CC)
本編が始まる7年前〜直前の物語。ハードはPSP。早く移植して欲しい。
主人公は、、、言えない。FF7をプレイされたことがない方にネタバレになってしまう。。。
まぁ未プレイの方なら姿を見ても分からないのだが。
一応テキストリンクは載せておくが、パッケージに主人公の姿が写っているので注意。
アルティメットヒッツ クライシスコア -ファイナルファンタジーVII- - PSP
本編が始まる直前なので、当然ある程度の内容は本編内で語られている。
それを一本のゲームに仕上げるとこうなる、、、というところだが
超絶泣く。
ラストは知っているはずなのに、、、いやだからこそ泣けるのだろうか。
こんなに悲しい物語は僕は知らないぞ。そしてエアリスの魅力が最大限引き出される作品でもある。
FF7リメイクが落ち着いたら、是非これもリメイクして欲しい。
あのセフィロスも沢山出ているため、数多くのセフィロスファンにもおすすめだ。
FINAL FANTASY Ⅶという壮大な物語
これが現状のFINAL FANTASY Ⅶにまつわる作品群「Compilation of FINAL FANTASY Ⅶ」だ。
本編では語り切れないところを深掘りした最高のスピンオフたち。
スピンオフといえば「ファンだけが楽しめるちょっとマニアックな作品」といった印象が強いが、FF7のスピンオフにおいてはおまけとは言い難い。
別作品で深掘りしないと収拾がつかない、壮大な物語がFINAL FANTASY Ⅶなのだ。
正直いうと、後から付け足された設定も若干垣間見える。作品間での設定で細かい矛盾が生じているところがあるのは否定できない。
そこで今回のFF7リメイクだ。
リメイクではその設定を全て踏まえて作り直されていることも分かる。
これは僕のように全てのスピンオフ作品をプレイした熱狂的なファンなら同じ感想を持つことだと思う。
これを書いてたら僕も改めて全てをやり直したくなってきた。。。
スクエニさん、全部リメイクどうっすか?(無茶振り)
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