
動画編集したいけど右も左も分からない!
そんな方に、まずはどんな機材が必要かまとめました。
はじめに
最近オリジナル動画の需要が相当に高いように思える。
結婚式オリジナルムービー、YouTuberを目指す方、コーポレートムービー、広告etc...
スマートフォンが普及し、動画がより身近なものになったのもこの状況の一因だろう。
ここでは「動画編集を始めたいけど何が何だか分からない!」とおっしゃる方のヒントとして、まず機材は最低限何を揃えたら良いのかという疑問に答えたいと思う。(難しい専門用語はナシで)
そもそも動画編集って何?
動画は何十枚もの静止画を高速で見ることで、目の残像効果により動いているように見せるもの。要はパラパラ漫画だ。
1秒間に60枚の静止画を見せるのと、30枚の静止画を見せるのではその滑らかさが違ってくる(これをフレームレートと呼ぶ)。ちなみに一概にレートが高い方が良いとは言えない。
さらにほぼ必ず付いてくると言っても良いのが撮影した現場の音だったりBGM。
ロゴなどのグラフィックも挿入することも多々あるだろう。場合によってはCGを使用することも。
TV局などはそれぞれ担当のスタッフがいるのだろうが、個人でやろうとするとこれらをほぼひとりで上手く調和させる必要がある。
あらゆる要素を取りまとめ、一つの作品として世に発信するモノが個人における動画編集だ。
・・・いきなり敷居が高そうなことを言うようだが、最近のアプリは優秀なので個人でもなかなかのクオリティが出せるのでご安心いただきたい。
必要な機材は?
まず最低限必要な機材をここにまとめる。
パソコン
スマートフォンやタブレットでも可能ではあるが、やはり大きく制限されるものがほとんどだし、何より疲れる。
高スペックなスマホでも書き出し(編集したものをmp4などのひとつのデータに出力すること)は著しく電力を消費するし、場合によってはアプリが落ちてしまう。様々な観点からストレスがかかる。
良い作品を作りたいなら腰を据えて編集作業に取り掛かる方が絶対にいい。
必要なスペックだが、
- CPU Intel i7以上、もしくはそれと同等以上
- メモリ 16GB以上
- グラフィックボード 基本デフォルトでOK
- ディスプレイ 大きい方がいい。iMacなら27インチがオススメ。
映像編集アプリが公開している推奨スペックではメモリが8GBとなっていることが多いが、それでは不要なストレスがかかり途中で挫折してしまう可能性が高い。ある程度資金は必要。
編集アプリ
僕がオススメするのはAdobe Premiere Pro。
理由としては
- 使用者が多いのでネットでの情報が豊富。他者とのやり取りもスムーズ
- Adobe PhotoshopやIllustratorなどと相性が抜群。
- 僕が当ブログでレクチャーできる
…3つ目はおいておくとして、2つ目が大きい。
ウェブ上で配布・販売されているデザインされた素材は圧倒的にPhotoshopやIllustratorが多いからだ。
FINAL CUTでも読み込みは可能だが、やはりここは同じAdobeのもので揃える方が無難だろう。
アップデートのタイミングのラグもある。
だがAppleとAdobeの仲が最近良いのでその辺りの心配はなくなってくる気もする。(恥ずかしながらFINAL CUTはほぼ触ったことがないので、コメント欄で使用感を聞かせていただけたら非常に嬉しいです。)
ちなみにCCシリーズはサブスクリプション。
昔はPremiere、Photoshop、Illustratorを揃えるだけで数十万かかったらしいが、今ではAdobe社の全てのアプリが使えるコンプリートプランでも1年間月々支払いで6000円程に収まる。
サポートもチャットでリアルタイムで対応してくれるのも嬉しい。
詳細な値段比較はこちら。
外付けストレージ
映像はファイルサイズが大きい。そんなファイルをPC内蔵ストレージで保存・編集するとPCが悲鳴をあげるだけ。
1TB〜2TBの外付けHDDを購入して、その中に保存・編集することを強くオススメする。
外付けSSDも販売されているが非常に高い。それならPCのメモリを増設させるなどに回した方が建設的。
以上です。
動画編集で必要最低限の機材はこれだけ。
ナレーションを自分で入れたいなど、そう言った場合にはマイクやインタフェースが必要だが、まずはこれらを揃えるところから始めよう。
撮影機材もひとまずスマートフォンでOK。
編集知識を身につけてから、カメラを購入した方が個人的には良いと思う。
僕は映像のスタートアップ時には30万-40万くらい散財した。(9割PC代)
趣味程度ならそこまで高額な機材を揃える必要はないが。
ただそれに見合った、いやそれ以上のスキルは身についたし、お仕事も継続して頂けるようになった。
自分に投資してみるのも良い選択肢なのではないだろうか。
おまけ
それほどクオリティが必要ないのであれば、スマホやタブレットで編集するのも当然アリ。前述した通り疲れるだろうが、機材を一式揃えるにはエネルギーもお金もかかってしまう。
しかし、
「高クオリティな動画が欲しいけど、継続して編集する予定はない!」
という方は、お問い合わせフォームより良かったら僕に依頼ください。
そのために僕ら動画編集者がいるので、、、と、ここで営業しておきます。笑
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